私たちが日々介護を必要としている方と接するなかで、高齢者の方やご家族からからよく、次のようなお悩みをよくうかがいます。
●おじいちゃん、おばあちゃんが歩くとき転倒しそうで心配。手すりがあったほうが安全かなぁ。
●和式の便器だと足、腰に負担がかかってキツイ。
●ちょっとした段差につまずくようになったな…バリアフリーだったらなぁ。
●高齢者が独居で暮らすには、今の家では無理かな
●浴室で滑って転倒しそうで怖いので、家での入浴ができない
●浴槽への跨ぎ動作ができなくて、手すりがあれば安心できるのに・・・
足腰に不安を感じる高齢者にとっては、ご自身で家の中を移動するときも不便や苦痛を感じる場面は多々あるようです。
本来は住宅改修を行うことで、上記の様なお悩みは解消できるのですが、リフォームとなると予算も高いし、引っ越すこともできないから、今のままで我慢するしかない・・・。と諦めている方も多いのではないでしょうか?
実は介護保険を利用して「住宅改修」が行えるということをご存じですか?
目次
介護保険を利用した住宅改修で暮らしやすい住まい
介護保険の認定を受けると、認定のランクに関わらず、1人あたり上限20万円(税込)までは保険対象となります。
20万円までは自己負担は1割(所得に応じて2割の方も)、20万円を超えた金額の場合は自己負担になります。
では、どんな時に介護保険が適用されるかというと・・・
1.手すりの取り付け(玄関、廊下、浴槽、トイレなど)
家と外を行き来する玄関先の段差などは、高齢者にとってはとても大変なもの。
このような手すりがあるだけで、出入りがとても楽になります。
2.床や敷居の段差の解消(スロープ設置、ステップ台設置)
スロープやステップ台を設置することで、庭や外に出るときも動作がしやすくなります。
3.扉の取り替え(開き戸から引き戸・折戸・アコーディオンドアなどに変更)
高齢者にとって開き戸などは動きが多くて大変ですが、引き戸などに変えることで日常動作の負担が軽減されます。
4.床材の変更(畳からフローリング、ビニール系床材、滑り防止材への取り替え)
例えば畳からフローリングの場合、滑って転倒するのを防げます。
畳は意外に滑りやすいのです。
さらにはフローリングも高齢者用の滑りにくい商品を使用するので安心してください。
5.便器の取り替え(和式便座から洋式便座への変更、便座の向き変更)
和式便座のしゃがむ動作は、高齢者や足腰の悪い方にとって大変なものです。
洋式便座へ改修するだけで、トイレがとても利用しやすくなります。
高齢者で自宅に手すりが欲しい方、介護保険を利用して住環境を整えたい方、家族の在宅生活を見直したい方、手すりが欲しい方などなど、介護で困った時、悩んだ時は、お気軽にいつでもダスキンヘルスレント大分南ステーションにお問い合わせ下さい。
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