高齢になってくると、以前はあまり苦にならなかった日常の動作が大変だと感じることが多くなります。
中でも高齢者から多く耳にするのがご自宅の「階段の上り下り」についてです。
例えば、2階建ての一軒家のご自宅で寝室が二階の方は起床時、就寝時と毎日階段を上り下りが辛くなってきます。
解消する手段の一つとして、寝室を一階へ移すという方法もあるのですが、スペースなど様々な要因から「まだ2階で寝たい」という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのが階段に手すりを取り付ける住宅改修です。
しかも、介護保険を活用することが出来るんです。
目次
住宅改修は介護保険を利用すれば高い予算をかけなくても可能です
自宅の階段に手すりをつけるとなると、結構な費用がかかってしまうのでは?と不安に思うご家族もいらっしゃると思います。
やはり介護には、日々かなりの「費用」がかかりますから、便利になるとはいえ住宅改修を行うとなると悩めるところですよね?
そんな時、ぜひ利用すべきなのが「介護保険」です。
介護保険では20万円を上限に1割(もしくは2割)負担で改修工事ができるんです!
これならご家族にあまり負担をかけず、高齢者に快適な空間のリニューアルを行うことがより身近に行なえます。
実際に介護保険利用して、住宅改修を行った事例にこのような方がいらっしゃいましたのでご紹介させて頂きます。
住宅改修に介護保険を活用したHさんの事例
Hさん・78歳・男性
Hさんは1人暮らしで2階に寝室のある一軒家に住んでいました。
今までは難なく2階まで上がれていましたが年齢を重ねるとともに膝の痛みが出てきました。
そこで病院を受診した結果、「左膝変形性膝関節症」と診断されました。
Hさんは無理して2階まで上がっていましたが民生委員さんや包括支援センターの勧めもあり、当店に手すりの改修工事の依頼をして下さいました。
まず初めに、Hさんのご自宅にお伺いして、現状の住環境を拝見し、Hさん自身の動きと日々生活する中での色々な悩みを伺う中で、新たな問題点が見つかりました。
それはトイレからの立ち上がり時につかまる所がないため、膝の痛みが強いということでした。
そこで改修工事は、階段の手すり工事に加えてトイレの手すり工事を行うことに決定。
改修のお見積りを提示させていただき、Hさんに納得していただいた後に市役所に「介護保険」の申請をしました。
介護保険の申請はすぐに許可が下りないので前もっての相談でより工事がスムーズに
ちなみに申請後、市役所からの許可が下りるまでに約1週間かかります。
当店では、前もって市役所の許可を見越して工事日を打ち合わせしていましたので、許可後すぐに工事に入りました。
ダスキンならではのこだわり改修ポイントは手すりの形状にアリ
今回の改修では階段ということもあり、手すりには「ディンプル付き手すり」を入れさせていただきました。
ディンプル付き手すりとは、手すり部分にボコボコが付いた形状の手すりのことです。
通常の丸い手すりだと手を滑らせたときに危険ですが、これなら握った時に滑りにくい形状になっています。
「ダスキンヘルスレント大分南ステーション」では、基本的には上り下りで使う手すりはこのディンプル付き手すりをつけさせていただいています。これで上り下りも安全&安心です。
今回の介護保険を利用した改修工事にかかった費用は?
気になる予算ですが、今回のHさんの住宅改修での費用は8万円かかりました。
しかし、介護保険を適用しましたので、Hさんの実質負担は1割負担だった為8,000円で済んだのです!
Hさんからは・・・
「今までは2階に上がるのがおっくうだったけど手すりがついてから楽になった。あとトイレも立ち上がりが楽になった。本当にありがとう!」と言っていただきました。
まとめ
今回のようなケースは高齢になってくれば誰しもが抱えることになる問題です。
住環境の悩みがある方は、このように予算を抑えての住宅改修も充分に可能ですので、介護の困ったは是非ダスキンヘルスレント大分南ステーションへお気軽にご相談ください。
大分県大分市古国府9-1
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