突然ですが皆さん、「車いす」というとどんなものをイメージしますか?
おそらく下の写真のような、「大きくて重たそうな車いす」を想像される方が多いのではないでしょうか。
しかし、最近はいろいろな種類の車いすが出てきています。
大きさや重量はもちろんのこと、使う場所や乗る方の身体状況、介助、介護する方など状況に応じた種類の車いすがあります。
今日は、ある車いす利用者の方からのご相談を例に、身体に合った車いすの選び方についてご紹介します。
目次
身体にあった車いすを選ぶことは車いす利用の安全につながります
最近、次のようなお客様の相談を受けました。
A子さん、80代女性
A子さんは身長145cmと小柄な女性。
「入院中に病院の車いすを使用しているが、小柄で身長が低いため車いすが大きくて、座面も高い為足が床に届かない。退院後、外出する時に車いすをレンタルしたいがもう少し使いやすい車いすはないでしょうか?」とのご相談がありました。
A子さんに入院時に車いすを使用している際の様子を伺うと、座面の奥まで座った時に足が地面につかず、1人で立ち上がろうとすると前に転倒しそうになり1人で車いすへ安全に移乗ができず、常に介助を必要となり大変そうでした。
安全に乗り降りするためにはまず身長や体格に合った車椅子を選ぶ
足が地面にしっかりつかない状態で立ち上がろうとすると、重心が前にいってしまいバランスを崩し転倒のリスクが高まります。
まずは車いす選びで大切なのは自分の身長や体格などにちょうどよいものを選ぶことです。
A子さんのように小柄な方の場合、地面に足がつかないと安定感が得られず大変危険です。
そこで当店が提案させて頂いたのはネクストコアシリーズの「ミニモ」という車いすです。
小柄な方でも足がつき安全に移乗できる車いす「ミニモ」3つの特徴
「ミニモ」は身長が低い、細身で小柄な方でも身体への負担が少なく使用できる車いすです。
1.超低床なので乗り降りがラク!
座面の高さが最少35cm、さらに37cm、39cmと3段階の調整ができます。
小柄な方でも足がしっかりと地面につくので安全です。
2.使用するひとだけでなく介助する人のことまで考えた優しい機能
・ひじ掛け部分を上げることにより移乗がスムーズにできます。
・フットサポートが外に開いたり、取り外せたり、高さ調整可能
・ワンタッチ操作でコンパクトに折りたためるので、外出時に車のトランクにも入ります。
・標準タイプの車いすが平均15kgなのに対して、ミニモの介助式は12kgと軽く持ち運びがしやすい
3.豊富なカラーバリエーション
色は全部で4種類。
ビビッドな色使いで使う人の気持ちを元気にしてくれるカラーがそろっています。
退院後、体に合った車いすで外出できる喜びを実感。
小柄で足こぎを行う方にもオススメ。
A子さんは入院中、ベッドから起きて車いすに乗るたびに誰かを呼ばなければいけないので、1人でどこにも行くことができなかったとおっしゃっていました。
しかし、退院後に「ミニモ」を利用するようになってからは、一人で安全に移乗、移動することができるので非常に満足されていました。
介護保険を利用したレンタルなら金額面の負担も軽減されます!
今回ご紹介したA子さんは介護保険を利用してネクストコア「ミニモ」をご利用いただきましたので、1ヶ月600円のご負担金額でレンタルでき、買うよりもお得です。
当店は、ご自宅での介護に関するお悩みを解決できるお手伝いをさせていただきます。福祉用具のプロである「福祉用具専門相談員」が常時いますので、気軽にお問い合わせください。
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