足腰が弱くなってきた高齢者の方や、何らかの病気や事故により身体が不自由な方にとって、日常生活の様々な場所で直面する「段差」が動作の負担やストレスになっているという声を、よくお客様から伺います。
特に家の中の段差で苦痛だとおっしゃる場所の一つとして、玄関の土間と床の段差に設けられている横木の「上がりかまち」の上り下りが大変というお話が多く寄せられます。
確かに、散歩や買い物など外出・帰宅の時に必ず通るスペースである玄関。
頻繁に通らなければならないからこそ、安全で快適なものにしたいですよね?
今日は、あるお客様の実例を交えながら玄関の段差が苦痛にならない暮らしについてご紹介します。
目次
苦痛だった玄関の段差の歩行が楽になり外出しやすくなった
圧迫骨折により玄関の段差を上り下りが難しくご家族の介護が必要になった72歳のAさんは「最近、玄関の段差の上り下りが難しくなった」とおっしゃっていて、ご家族の方の軽介助で、玄関の上がり降りをしている状況でした。
Aさんのご希望は、1人で玄関の段差を上り下りしたい!とのこと。
今回ご提案した商品は【あがりかまち用 たちあっぷ片手すり】です。
【あがりかまち用 たちあっぷ片手すり】で段差への苦痛が解消
Aさんのご自宅に提案させていただいた「あがりかまち用 たちあっぷ片手すり」とは、玄関に置くだけの、上がりかまち専用の補助手すりです。
こんな方にもオススメします!
■玄関に手すりや踏み台を取り付けたいけれど、家に傷を付けたくない
例えば「息子が建てた新築の家なので、手すりを付けたいけど傷をつけるのは申し訳ない」などの理由の方も、工事不要の手すりなので安心です。
■以前段差でケガをして以来、段差に恐怖心があるがもっと気軽に外出したい
外出したいという願いや意欲はあるものの、過去に段差でつまづくなどして以来、何となく出かけることがおっくうになっている方。
■工事をして手すりを設置することができない
賃貸住宅なので工事をして手すり設置することができない方でも、据え置き設置型タイプの手すりなら簡単に玄関先をバリアフリー化できます。
Aさんのお宅の玄関にこんな感じにセッティングしました。
これによって1人で玄関の上り下りができるようになりました!
設置後のAさんから以下のようなお声を頂きました
当初は玄関の工事を行って壁に手すりを取り付けようかとも考えたのですが、工事するのは、やはり大変だしなぁと思っていたところ、この置き型の手すりを提案していただき、手軽に手すりをレンタルで設置することができ、とても満足しています。
今は圧迫骨折をする前のように、ラクに玄関を上り下りできるようになり、散歩やいろいろなところに出かけるのも苦にならず、かなり助かっています。
段差をなくすことで自分で行動する喜びを感じることができます
玄関に手すりを1つ置くだけで、出来る活動動作は大きく変わってきます。
「あがりかまち用 たちあっぷ片手すり」は、左右どちらでも手すりを設置できますので、ご自宅の環境や利用する方の状態に併せてタイプおをお選びいただけます。
Aさんのように手すりを置くだけで外出意欲が向上し、閉じこもり防止にもなります。
介護保険を利用すれば月々514円でレンタルが可能
今回ご紹介したAさんは、手すりを設置するにあたり介護保険を利用したため1ヶ月 470円のご負担金額でレンタルできました。
購入するとなると費用がかかり過ぎるので、設置をためらっている方も、介護保険の適応対象となる場合であれば、金銭的な負担も少なく設置することができます。
当店には福祉用具のプロ「福祉用具専門相談員」が常時いますのでお気軽にお問い合わせください。
大分県大分市古国府9-1
TEL.097-544-2211/FAX.097-544-6363