転倒による圧迫骨折や年齢による下肢筋力の低下により、長年住み慣れた家でも思いがけない場所で転倒したりします。
また、今まで足腰元気な方でもこの寒い時期に家に閉じこもり活動量の低下により下肢筋力が低下します。
転倒のリスクを軽減するには、家具の配置変更や、手すりのレンタル、介護保険を使った住宅改修で屋外や室内に手すりの取り付けなどが考えられます。
介護保険を利用した住宅改修【手すり取付】事例紹介①
72歳(要支援2)の女性Dさん。独居。
冬になり寒くなったので外に出なくなり、ある日、足が上がりにくくなったとのことでした。
この方は、大きな病気もなく寒くなる前は毎日畑に行っていたそうです。
早速、担当ケアマネさんと同行し訪問し、Dさんのお話を伺うと「玄関外に手すりがほしい」というご希望。
住宅改修前
玄関外
各段差が15cmで玄関ドアを開ける時になにも持つところがありません。
ご希望は玄関外だけでしたが、念のためDさんの家での生活動線を確認しました。
すると・・・
浴室内
滑りやすいタイルで今の足の状態では転倒リスクが高いことが判明しました。
そこで手すりの提案後DさんからOKを頂き、申請に移行しました。
介護保険を使って住宅改修をする場合は、上限20万円の補助がでます。
また、お見積り額の1~2割負担でOKです。
Dさんの住宅改修も申請後に市役所より許可がおり手すりを取り付けました。
住宅改修後
玄関外
この手すりにより安全に階段の上り下りが可能になり、また玄関のドアも手すりを持って開閉できるようになりました。
浴室内
横手すりを設置することで、浴室内を安全に移動できるようになりました。
弊社はTOTO製の手すりを使っていますので安心安全です。
今回の手すり工事費は、9万円でした。
しかし、介護保険を使用した為、実質Dさんのご負担金額は8,900円でした。
高齢者で自宅に手すりが欲しい方、介護保険を利用して住環境を整えたい方、家族の在宅生活を見直したい方、手すりが欲しい方などなど、介護で困った時、悩んだ時は、お気軽にいつでもダスキンヘルスレント大分南ステーションにお問い合わせ下さい。
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