今回はよく相談のあるトイレ、玄関に手すりを付けた住宅改修の事例をご紹介させていただきます。
■事例1■ トイレ
トイレの手すりの取り付けではL字型の手すりを提案させていただくことが多いです。
縦手すりの部分を引っ張りながら立ち上がりに使用するのですが、ここで問題になるのがご利用になる方の体格によって縦手すりの位置が異なり、ちょうどその位置の壁に柱が入っていないことが多いこと。
その場合、今回の事例のように補強板を入れさせていただきます。
そうすることで、本人の体格に合わせて縦手すりを取り付けることができ、強度も確保されます。
工事前
工事後
■事例2■ 玄関
玄関もよく相談のある場所の一つです。
玄関の場合、玄関ドアまでの動線、あがりかまちまでの動線、そして、あがりかまちを上るための動線を確保する必要があります。
特に、あがりかまちを上り下りする場合の縦手すりの位置は重要です。
段差よりも前過ぎても、後ろ過ぎても使いにくくなってしまいます。
上りの時は使えても、下りの時には不便になってしまったり、逆の場合もあります。
縦手すりの位置は段差の真上にくるのが理想的です。
さらに段差が高い場合には、踏み台があると上り下りも安全になります。
玄関前のアプローチにおいても段差のあるご自宅は多いです。
その場合には屋外用の手すりも設置可能です。
工事前
工事後
工事前
工事後
今回の工事は半日で終わる工事になります。
(屋外に関しては屋外手すりのコンクリートが固まるまでは使用できませんが)
毎日使う玄関やトイレだからこそ、転倒のリスクが高いのです。
少しでも危ないと感じた時には、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
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